2014年1月12日日曜日

ピクルス通信no. 239 剣客商売

TVドラマ「剣客商売」を初めて見た。見続けている。

故・藤田まこと主演版を昼時の再放送にて。

老剣客である主人公が、剣術道場を開く息子や美人女剣客らの協力を得、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。老剣客を慕う市井の岡っ引きらもよく仕事する。

池波正太郎原作らしい粋な小料理の登場を目愛つつ、しみじみとした人情にホロリとする毎度でござる。

BGMに耳を奪われることが多い。

ハッタリや仰々しさのない、洗練された楽曲群。
「時代劇っぽくないなぁ」と嬉しく裏切られること多々。

時にはドビュッシー 《牧神の午後への前奏曲》かと間違える美しきまどろみ。
時にはムソルグスキー《禿山の一夜》かと間違えるゾクゾクする胸騒ぎ。

音楽を手がけるのは篠原敬介

2011年に52歳で急逝するまで、NHK番組を含め、数多くのTV、映画、舞台音楽を手がけた人。

映画『ピアノの森』では音楽アドバイザーを務めた巨匠ウラディーミル・アシュケナージからテーマ曲を委託指名されるなど、海外の指揮者・ソリストからも信頼も厚かった。



昨年の10月に池波正太郎生誕90周年をうけて、「剣客商売」のサウンドトラック集が発売された。



上貼リンク先のアマゾンにて試聴をしながら、これらの楽曲がドラマと寄り添ったとき、ぶつかったときの相乗効果を改めて確認した。

若竹純司(客)

0 件のコメント:

コメントを投稿