2013年8月18日日曜日

ピクルス通信no.219 アイドル

遡ること6月8日深夜、「AKB48」総選挙の模様を録画早送りで追っていた。

この日まで、国民的アイドルであるらしい一団に興味はなかった。

しかし、30代に突入するにあたって自分を変えたかった。

「好きなアイドルは」と問われ「若尾文子かな」とスノッブを気どる自分を捨てたくて。



座談中にアイドルの話がぽっと出た際に「あれっ、若竹さん意外とそちらも行けるんですね」という余裕を出したくて。

が、選挙模様を見ても、ひとりとしてピンとこなかった。

や、ひとりピンときた子がいた。が、13歳だった。公言危うい。

悲嘆に暮れていると、耳元でささやかれた。

「公式ライバル、乃木坂46もいるよ」


ミュージックビデオを見てみた。

   
  
かわいい子がいる。きれいな子もいる。

     

つくりこまれている。このグループを売ろうとする大人達の意気込みを感じる。

     

皆ダンスを頑張っている。そうだ、私は頑張っている子が好きだった。

「これで行く」。

グループ全体を応援することを「箱推し」と呼ぶ。


以来、テレビ東京系列放送「乃木坂って、どこ?」を見て萌える努力は続けている。


そして8月。

はじめて国立新美術館を訪れた際に降り立ったのは千代田線「乃木坂」駅であった。

「乃木坂って、ここ?」


 さよう、東京都港区赤坂八丁目と九丁目の境、乃木神社前を西へ外苑東通りへと上る坂である。

乃木坂の名は1912年大正元年)9月大日本帝国陸軍の重鎮で、学習院院長であった乃木希典大将の殉死を悼み、赤坂区議会が改名を議決したことに由来する。


坂途中にソニー・ミュージック・エンターテインメント(SME)のビルがでんと建っている。

氷解した。

「そうか!乃木坂46はSME所属ってことか!」



ネットを検索すれば数秒で分かることであったが、私は体をはって理解した。


ここまでしているのに、好きなアイドルを問われることも、座談中にアイドルの話がぽっと出ることもない日々が過ぎていく。


若竹純司(遠方客)

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