2012年2月19日日曜日

ピクルス通信no.141 バレンタインの神秘

Benny Carter and His Orchestra 1939/1940

1930年代の始めに「チョコレート・ダンディーズ」という名のグループを率いていたベニー・カーターがリーダー、アレンジャーとなったビッグバンド。その最盛期(1939~40年)を記録した一枚。

カーターはアルトサックスも吹けばトランペットも吹く(クラリネットの演奏も名高いがこのアルバムには含まれていない)。どちらも耳溶けの良いスウィートな音色を持つ。サックスセクションに施した流麗なアレンジも聴きもの。

古い録音のため全体に靄(もや)がかかったように聴こえるが、目をつぶり、録音当時の現場に自分が立ち会ったと想像して聴いてみると、思いのほかスリリングに感じられるもの。

人の想像力を馬鹿にしてはいけない。

ある人はチョコをひとかけらも食べていないのに鼻血を出したという。

「抱えきれないほどチョコをもらって血糖値どんだけ〜」と想像した影響なのかどうか定かではないが、身体がバグってしまったらしい。

私の話である。


若竹純司

2 件のコメント:

  1. ベニー・カーターのアルトは素晴らしいですよね。
    口溶けの良いスウィートなチョコレートの如く甘美で、スッと入ってきては雪のように消え。。。
    これがジョニー・ホッジスだと、トルコアイスの如く(?)粘力で伸びるような音色。
    はてさてウイリー・スミスは??

    若竹さんは想像力豊かですね。日の丸弁当も梅干ひとつで白飯ガッツリいけますか。
    kubota_toyoaki

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  2. ジョニー・ホッジスがトルコアイスとはお上手ですね!視覚的に聴こえてくる希有なミュージシャンですよね。

    ウィリー・スミス!!
    ナットキングコールの『アフターミッドナイト』を今、聴きなおしています。
    三大アルトの中では一番「粋」なのでしょうか。歯切れが良いというか。ちょっとジャイブ寄りの軽さに惹き付けられます。例えるなら、、、例えるなら、、、、難しいですね(笑)
    と、ここでライオネル・ハンプトンの『スターダスト』を未保持であることに気付き猛烈に欲しくなってきました!

    日の丸弁当(笑)
    梅干しを入れ忘れた日の丸弁当を想像し、ぞっとします。そうなったら想像梅干しでがっつくしかないですね。

    若竹

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