2012年1月22日日曜日

ピクルス通信no.137 受験会場のピアニスト

元日、学生時代に所属していたジャズ研究会の後輩ふたりが関西から訪れてくれた。

熱田神宮でしょっぱいおみくじを引きあてた後、すぐ近くの「ヨーグルトとコーヒーの店 ICメイツ」でヨーグルトを啜りながら、ジャズ研の面々の近況や噂を聞いた。

手前:ヨーグルトムースにストロベリーソースをかけ、フルーツを盛った「ジェラシー」(確か¥500)
奥:特製プレーンヨーグルト(確か¥350)
さらに奥:突然の撮影に対処できず所在なく机に置かれた後輩の指(確かプライスレス)

「コセさん、医学部に入るべく受験勉強してはるそうです」

コセ、、、。ほぼ大学からピアノを始めながら、僕の世代ではどんなセッションにも対応した我がサークルのハウスピアニスト。卒業後はセゾン系の総合生活雑貨店に就職し、ぽつりぽつりとカフェやバーでピアノを弾いているとは聞いていた。今も弾いているのかは知らない。音信不通でも名高い彼。僕のひとつ上だから今年で30歳か。いまから医者を目指すか。いったい、どんな心境の変化があったのか。

もしピアノを続けてくれて、もし医者になることが叶ったら、彼もまた「Dr. Jazz」になるな。そう呼べる日を楽しみにしている、なんて軽口を叩けてしまうのは、もちろん自分の人生の話ではないからだ。

ライヴ・アット・ザ・トライデント(期間限定盤)
Denny Zeitlin / Live At The Trident

精神科医とジャズピアニスト、二足のスリッパを履いたデニー・ザイトリンが残したライブ作品。

息詰るほどの長尺フレーズは理論派レニー・トリスターノを彷彿とさせる。それを小難しく聴く人があるかもしらん。

7拍子と6拍子が交錯し4分の13拍子にもなる変拍子曲《At Sixes And Sevens》は拍をとりながら聴く甲斐がある。それを小難しく聴く人があるかもしらん。

Denny Zeitlinで検索してヒットした下の動画を僕は小難しく聴き始めたが、1分過ぎ、エアホッケーのマレットに似た何かを両手にして演奏し出してからは楽しんで聴くことに決めた。



若竹純司

0 件のコメント:

コメントを投稿