2011年10月16日日曜日

ピクルス通信no.123  度・プリーズ

「すべてがハッキリ見えてしまうってのも、いかがなものかと思いますよ。ほら、世の中の汚い部分だって見えてしまうんだし、、、」

よしてくれ、目が悪い私に対してそんなほんわかした慰めは。

眼鏡を着用しても視力1.0には遠く及ばない。ひにひに落ちていく気がする。

大詰めの中日×ヤクルト戦(10/13)をナゴヤドーム内野側最上階で観戦したものの、チームの区別つきませんよ、なんせヤクルトのユニフォームの縦ストライプが判別つかないってんで遠目ではどっちも「白と青」のチームなわけでしょ。



Web版STUDIOVOICEで常にシーン最前線をウォッチしている友人に誘われてJames Blakeのライブへと赴いた(@名古屋クアトロ 10/14)。

デビューアルバムが2011年度最優秀作品ショーレースの本命、というイギリスはポスト・ダブステップ界の新鋭。



それなりの以前にどういう経路でか評判を耳にしYoutubeで2曲つまみ聴きしたきり、という準備体操でもっての参戦ではあったものの、開けてみれば全球ストライクど真ん中に投げ込まれたというか満塁ホームラン打たれたというかつまり「とても良かった」。

轟く低音・電子音をつんざくのは繊細な歌声によるメランコリックなメロディ。

ポリリズムもエフェクトも多用され、トリップ感に蹂躙される。



友人によれば「CDではずいぶんひんやりした感じだったんだが今日はライブ使用だけあって盛り上げてくれたね。異次元だったね」。

例のデビューアルバムというのはこちら。

James Blake
James Blake

ご覧のように顔が薄暈けている。輪郭がつかめずミステリアスな雰囲気に一役を買っている。リスナーの想いはつのる。いったいどんな面構えなの、と。

ライブはそのベールが剥がされる時。


が、私の視力である。


私が立つ会場後方からステージまでは20m程。

本人の顔はよく見えなかった。目鼻口の判別が全くつかなかった。

よってライブ前・後で当人のイメージは一切変わらずベールに包まれたまま。

ストイックなまでにアーティストの意向に沿う客だこと。



興奮のうちにライブ会場を出がしら、「おやこんな所で」とお見受けしたのは私が累計3本もお世話になった眼鏡屋「COMPLEX+」のお姉さんであった(ライブの感想をきくと「暴力的で良かったわ」)。

これは合図に違いない。レンズの度数を上げた眼鏡をつくるべし、という。

でも今使っている2本でローテーションは回せているし、本数では足りているのだし、、、

ああっいかんっ、合唱が始まった、、、、

あーといっぽんっ、あーといっぽんっ、あーといっぽん、、、、


若竹崖縁 

2 件のコメント:

  1. 眼鏡の度といえば…「仏友」として知られる、みうらじゅん氏といとうせいこう氏は、なんと眼鏡の「度が合う」二人らしいですよ~。崖縁さんの「度が合う」方も意外と近くにいるかもですよぉ!

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  2. 猿残しかけさん

    コメントありがとうございます。
    いったいどなたなのか見当がつかないのですが(笑)
    さるのこしかけ→まるこ、、、、?

    「度が合う」っていいですね。ウマが合う、以上に。
    誕生日が一緒だったりすると親近感湧くものですが、それ以上ですね。
    でも自己紹介から「度」まで発展するのって時間かかりそうですね。

    若竹

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