2011年8月21日日曜日

ピクルス通信no.115 28歳の門出

誕生日の前日、父がめずらしくプレゼントを贈ってくれた。

高級牛肉。

息子が自ら焼いて食べるところを見たかったらしく、もう何年も使われていなかったホットプレートをひっぱり出して、ジュージューさせることになった。

もちろん美味い。高いのだから。

だがホットプレートで調理した肉はアブラが適度に落ちることもなく、少々クドいというのが本音。

しかし父の善意はありがたく、私は「おいしいおいしい」言いながら完食した。

翌日、つまりは誕生日当日。

早朝、腹が渦巻くような気持ち悪さに目が覚めた。

もしかして生まれてはじめての食あたりか。

とうてい働けるレベルではない気持ち悪さ。

欠勤の連絡を入れ、病院に行った。

もらった薬を飲んだら一時間もしないうちにケロリと治った。

昼から出勤した。誕生日に病欠なんてしてられますか。

職場に行くと我がチームのひとりもまた、出勤していなかった。

しかも連絡がないという。

その日、彼は結局来なかった。(そして二度と出勤することもなかった)

人手が少ない分、私ひとりにかかる負担も増し、くたびれて仕事を終えた。

その帰り道、電車は接触事故のため止まっていた。

《いい事ばかりはありゃしない》。



いいことだってあった。誕生日プレゼントに友人ロシアンが「カズー」を贈ってくれた。


いづれRCサクセション《ぼくの好きな先生》を演奏できたらなと思う。






そして誕生日の日だって、電車の運転が再開するまで時間潰しに寄った千種vivanで、素敵なお姉様と知り合いにもなれた。

断りもなく私の《よごれた顔でこんにちは》な表情を写真に撮っておきながらケロリと言う。

「君の顔はFacebookにアップするわけにはいかないね。彼氏が出来なくなりそうだから」

その鋭利なS発言は、私にとって《キモちE》のであった。


若竹どうしよう

2 件のコメント:

  1. Kazooをあげたら、ぼくも欲しくなり購入、Tumblrに「阿部薫的フリーJAZZJAZZ」をアップしてしまいましたよ。

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  2. ら・ヴラドール・レトリバー

    フランス人?それともソビエト?

    いつのまにやらTなんたら始めてらっしゃったんですね。

    『「楽器」としての身体の可能性』がチルアウトしてますね〜

    そして紛れこんだラジオ放送に泣きました。

    若竹

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